グローバル化学メーカーの太陽HDグループ内で、当社はグループの医薬品事業を担い、これまで培ってきた生産技術力や製品開発力、グローバル展開力を生かし「高品質な医薬品を安定的に患者さまに届けること」を使命として企業体制の確立に努めています。
医薬品の製販事業と製造受託事業の両輪が、相互協力しながら並行的に成長し、グローバル展開を目指します。


太陽ファルマテック⾼槻⼯場は、固形製剤と注射剤を主要製品として製造受託を⾏っています。⾼度なGMP管理のもとに⾼い品質が求められる医薬品を安定的に供給しています。

太陽HDグループは、化学を土台とし、エレクトロニクス事業において、世界各国の市場に対し最適地生産と最適チャネルでの販売を行うグローバル化学メーカーです。世界シェアトップクラスを誇る「ソルダーレジスト」をはじめ、エレクトロニクス事業、医療・医薬品事業、エネルギー事業、食糧事業、ファインケミカル事業などの様々な分野に、革新的な製品をもって貢献しています。


化学を土台とし、エレクトロニクス事業に加え、
新たに医療・医薬品事業、食糧、エネルギーの事業分野を中心に、
様々な新規事業に取り組んでいます。
当社グループは、太陽ホールディングス本社が根づく埼玉県嵐山町を中心とした様々な地域貢献活動を行っています。
また、再生可能エネルギーの積極活用や、各工場の徹底した環境配慮、在来生物の保護活動など、多岐にわたる社会貢献事業も推進しています。

太陽インキ製造は、2018年よりAppleのクリーンエネルギープログラムに参加し、Apple向け製品の生産を100%再生可能エネルギーで賄うことを約束しています。当社グループでは、これまでに全国で合計11基の水上太陽光発電所を稼働させ、クリーンエネルギーの普及促進に取り組んでいます。

各工場では環境汚染の防止に努めており、排水処理設備を充実。また、溶剤回収装置による溶剤の再利用や、「廃棄物一時保管庫」に常駐の作業員を配置し、各工程から排出される廃棄物を軽量・分別・保管、品目ごとに処理を行うなど低減に取り組んでいます。

埼玉県比企丘陵自然公園に隣接する嵐山町小千代山(3.7ヘクタール)は、国蝶オオムラサキが生息している貴重な緑地です。この緑地を維持していくために雑木の間伐・樹木調査・遊歩道の整備等を行うボランティア活動に参加しています。

埼玉県の「県の蝶」であるミドリシジミ。太陽インキ本社に隣接する大沼池畔には、その幼虫が越冬するためのハンノキの林が広がっています。このハンノキ林が荒廃しないよう定期的に草刈りを行うなど、環境整備に努めています。

太陽ホールディングスは、埼玉県嵐山町と「地方創生に関わる包括連携に関する協定」を締結しました。
この協定は、自治体と民間とがそれぞれの特性や資源を活かしあい協力し、より豊かなまちづくりの実現のために包括的なサービス提供を官民共同で推進する仕組みを指します。当社グループは、これまで以上に様々な分野で嵐山町と協力して、地方創生の実現に向けて連携していきます。

「地域の方のコミュニティづくりの場として活用していただきたい」という願いと「子どもたちに楽しい食事を届けたい」という想いから、グループ会社の太陽グリーンエナジーが2018年にオープンした飲食店・駅前嵐山食堂で、月2回の「子ども食堂」を始めました。賛同する企業・個人・社員から寄付していただいた食材を活かし、家庭のぬくもりあふれるメニューを提供。認知度と協力の輪が広がっています。

「子ども大学らんざん」は、嵐山町教育委員会が生涯学習推進事業として実施しています。
夏休み企画として当社グループの社員が講師となり、小学4年生から6年生までの15名が、工場見学及び製品の品質チェックを行う検査業務など、子どもの知的好奇心を刺激する講義・業務体験を行いました。

社員が安心して働けるよう、嵐山事業所に「たいよう保育所」を併設。2015年12月に開所しました。
自己完結型電力システムを導入しており、停電時でも建物内への電力供給が可能です。また、社員の子ども以外に近隣の待機児童も受け入れるなど、地域に貢献しています。

厚生労働省の献血推進対策に賛同し、献血サポーターとして社員へ献血活動への理解と協力を呼びかけています。また、当社グループの他拠点に勤務する社員も毎年巡回献血に協力しています。この功績が認められ、埼玉県知事から感謝状もいただきました。
